ホーム ->設立趣旨書
設立趣旨書
命の声がひびきます
この命 誰のもの、これは私のもの
創造の宇宙神が
生きよとこの地球に産み放たれたるもの
生きとし生けるひとつひとつは誰も同じ貴重なもの
素直なやさしい命たちが、誰も誰もが
一生懸命生きている
長生きしてください!
生きて世にあることは素敵だから言うのです
誰もすてきを生きたい生かしたいから
人はたがいにそう言うのです
そう言い合うのです
建て前や本音など分けないで
本音を生きるのです
生きようとするから病気が怖いのです
「障害」を克服して生きるのです
困ったものを、みんなが助けるのです
一生懸命助ける努力もするのです
政治というものは、この命達の
率直な営みを護って
道をはっきりさせていくものです
私心を持ち込むから
命たちの生活を混乱させるのです
思い上がりや、やっているふりの舞台にされては
困ります
生きるのです
みんな生きることに自信をもって生きるのです
命あるかぎり生きるのです
誰もが生きろと、目に見えない大きな方に
呼びかけられているのです
素直にその声を聞きましょう
ああ命あるかぎり
私もあなたも、生きとし生けるすべてのものたちと
生きていこうではありませんか
生きることは喜びです
大きな歓喜の合奏で
うっとうしい暗雲を吹き飛ばしましょう
2002年6月 八木ヶ谷妙子
これがこの法人の立脚精神です。この法人は高齢者も障害者も外国人も、生きとし生けるすべてのものがいわれない差別を受けることなく、共に助け合い、理解しあい、人間として豊かに生きていける社会をめざします。そのための運動を着実に大きく広げていくようねばりづよく続けていきます。
★ ひとつ ★
人類は過去ふたつの大きな大戦によって、多大の犠牲者を生み出してきました。そしてこの戦争の反省から、全世界の人々が「二度と戦争を引き起こしてはならない」という誓いをたててきました。しかしこの誓いと願いにもかかわらず、その後も数限りない戦争が近代兵器を駆使して今に至るも続いています。
私たちはもう一度世界平和の誓いを思い起こし、その誓いを実現しなければなりません。この課題こそ人類にとって最も大事な課題です。
この法人は、この課題を実現するためにその一助として、アジアそして全世界の人々、とりわけ在日外国人との交流会を定期的に開催し、また講演会や学習会を開催するなど、国際平和を目指したさまざまな運動をつくりだしていきます。
★ ふたつ ★
今、日本では深刻な経済危機の中で、失業やリストラなどによってますます生活苦に追い込まれる人々が増大し、社会不安が高まっています。年間三万人もの自殺者が出ている現実は、今日の社会がどんなに大変な状況になっているかを示しています。
とくに高齢者や障害者への矛盾のしわ寄せは深刻です。高齢者および障害を持つ人々が、地域で自立し人間的な生活をしていけるよう、高齢者および障害者のための支援活動と社会福祉の充実が急務です。この法人は、それを目指します。
そのために、地域で支え合う住民参加型のグループホームや移送サービス事業、さらにホームヘルパー派遣事業や生活相談や医療相談など様々な取り組みを行います。
そうした活動を通して、高齢者、障害者をはじめ、子供から老人、そして在日外国人までのすべての人々が互いに理解しあい、信頼と友好にもとずいた共に生きる街づくりを目指します。
もってこの法人は、世界平和と豊かな福祉社会の建設を目指すことで、広く公益の増進に寄与するものです。
●申請に至るまでの経緯