ホーム ->活動内容 ->「もくれんの家」会報 第4号


もくれんの家 会報
NPO法人「共に生きる国際交流と福祉の家」(代表 八木ヶ谷妙子)
東京都杉並区阿佐谷北5−27−11 TEL(FAX) 03−3336−5367

E-mail:qqmn9ez9@coffee.ocn.ne.jp

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もくれんの家

会報

●第1号
(2005年1月)


●第2号
(2005年10月)

●第3号
(2006年1月)


●第4号
(2006年4月)

●第5号
(2006年6月)

●第6号
(2006年11月)

●第7号
(2007年1月)

  ●第8号
(2007年3月)

●第9号
(2007年7月)

  ●第10号
(2007年9月)

  ●第11号
(2008年1月)

  ●第12号
(2008年4月)

  ●第13号
(2008年7月)

  ●第14号
(2008年10月)

●第15号
(2009年1月)

  ●第16号
(2009年4月)

  ●第17号
(2009年7月)

  ●第18号
(2009年10月)

  ●第19号
(2010年1月)

  ●第20号
(2010年4月)

  ●第21号
(2010年7月)

  ●第22号
(2010年10月)

  ●第23号
(2011年1月)

  ●第24号
(2011年4月)

  ●第25号
(2011年7月)

  ●第26号
(2011年10月)

 ●第27号
(2012年1月)

 ●第28号
(2012年4月)

第4号(2006年4月)
韓国・全羅南道(チョルラナムド)霊巌(ヨンアム)郡を訪ね、
王仁(ワンイン)文化祭(桜まつり)に参加

写真:歓迎会で挨拶する八木ヶ谷(4月7日。霊巌・月出山温泉観光ホテル) もくれんの家の会員5人は、4月7日(金)から10日(月)にかけて、在日韓国人二世の河正雄(ハジョンウン)さん、尹昌子(ユンチャンジャ)さんご夫妻のお誘いで「王仁博士(ワンインパックサ)の故郷・霊巌(ヨンアム)に報恩の角館(かくのだて)の枝垂(しだ)れ桜を植える旅」に参加しました。昨年5月の「歴史を学びながら韓国を知る友好の旅」につづいて2回目の「韓国友好の旅」となりました。
<写真:歓迎会で挨拶する八木ヶ谷
(4月7日。霊巌・月出山温泉観光ホテル)>

 今回の参加者は、枝垂れ桜の地元の秋田県の皆さんや、庭苑を造られた原田会長はじめ「日本ガルテン協会」の皆さん、「千文字屏風」を寄贈された書家の小林芙蓉先生、世界的に有名なバイオリン制作者の陳昌鉉(チンチャンヒュン)先生、昨年ご一緒した呉(オ)学園の呉永順(オヨンスン)さんご夫妻など、総勢で42名の訪問団でした。
 7日の夜には霊巌郡守(ぐんす)の主催で歓迎晩餐会が盛大におこなわれ、日本の訪問団からの挨拶では、もくれんの家も八木ヶ谷理事長が「祈り―近くて近い国の為に―」を献辞。大正琴も披露され「釜山港へ帰れ」「さくら、さくら」などが演奏されました。
 8日は、午前は王仁博士記念館開場式と王仁博士春亨大祭式に参加。午後は2006王仁文化祭開幕式に参加したあと、神仙太極庭苑会場除幕式と角館枝垂れ桜植樹式に参加。そのあと、昨年も訪れた道岬寺(ドカップサ)を参拝し、河家の新しいお墓をお参りしました。
 9日は、順天(スンチョン)の松広寺(ソングァンサ)と楽安邑城民族村(ナグァンウプソンミンソンマウル)を見学し、世界遺跡となっている順天のコインドル(支石墓)を見学。歴史と文化を訪ね、桜の花が咲き誇る全羅南道の春を満喫しました。光州への帰りのバスでは八木ヶ谷のDVD『生きるのよ!』も放映され、夜は光州グルメでさよなら夕食会とカラオケで友情を深めました。
 最終日の10日は、河さんが名誉館長をつとめる光州市立美術館を見学し、あらためて日本と韓国の関係を学び、帰国のはこびとなりました。       
 今回の旅は、昨年の旅の続きであると同時に、韓国と日本を知る新たな発見の日々でした。河さんと尹さんに深く感謝いたします。また今回、縁あって、各方面で活躍される多くの方と知り合うことができたことは幸いでした。交流を深め、信頼と友情を築き上げていきたいと願っています。(片岡)

 詳しくは、7月発行予定の『もくれんの家の国際交流活動の記録』をお読みください。
●月1回のニーハオ・パーティは、
 さまざまな文化と出会い交流する場
 毎月第2土曜日に「もくれんの家」で開催

 「ニイハオパーティ」ってなんだろう。「ニイハオ」と言うくらいだから、中国人が集まるのか? 中国語で話すパーティなのか? 答えは中国に限らず、韓国や米国など、海外から日本にやってきた人々を交えて気軽に語り合う「草の根の国際交流パーティ」です。以前、「出会い系」パーティと勘違いしてやってきた男性がいましたが、これは笑い話。

1月 今年もにぎやかにスタート
 1月8日、「もくれんの家」の八木ヶ谷代表の新年の挨拶を皮切りに今年最初のパーティが始まりました。正月らしく、精一杯の手作りの御馳走を食べながら、それぞれの抱負を語りあうなりゆきとなりましたが、そのうちなぜか話題は「好みの異性について」へ。 少々堅いテーマを語り合うこともある「ニイハオ」ですが、今回は20代から90代(!)まで、いろんな世代、個性の好みをそれぞれの語彙でしゃべりあう面白い時間となりました。こうして、おおいに盛り上がって、2006年が始まりました。
(角取)

2月 アルゼンチンにふれて
  もっと広げよう自分のまわりから話し手探し

 地球の裏側で、盆踊り――なんて信じられますか? それも1千人の座席に3千5百人くらいがぎっしり。日系人と非日系人が半々くらいだそうだ。「お弁当持ち」なんていう古い習慣の日本語が残っている。アパートの自分の部屋に入るのに7つも鍵がいる。それも、専用のお金を用意しておく。アルゼンチンってどんな国? アルゼンチン中を東西南北、日本人のいるところ、着物はもちろんテープ・小道具の入ったトラベルバッグをゴロゴロ引き、飛行機・列車・バスを駆使して日本舞踊を教えに行く。
 これが2月の話し手の牧田繁子さん。長い付き合いの友人であるが、いったんは断られた。だからお互いすごく緊張した。でも、レジメを繰りながら話していくうちに、当初の不安は吹き飛んだ。人とのつながりは触れてみなければわからない。八木ヶ谷さんのことも、私が話していたすべての人たちのこと。もちろん、牧田さんのことも。お互いに近づいた。初めて聞いたことに「ヘーッ!」と驚く。とても面白く、質問もたくさん出て、楽しかった。良かった。写真:牧田繁子さんの著書『タンゴの国で盆踊り』

牧田繁子さんの著書『タンゴの国で盆踊り』
 ●ぜひご購読ください
 ●お申し込みはもくれんの家まで。¥1400

【先日、牧田さんから「ブエノスアイレスからの通信メール」が届きました。政府転覆記念日30周年(1976・3・24―水曜日―軍事政権が始まった日を忘れないため。これもすごい)について書いてありました。虐殺された家族の女性たちが、毎週水曜日に自由の女神の周りに集まって、ろうそくを持って無言でグルグル回るのを30年間続けてきたそうです。これもまた、すごい!】
(伊藤)

3月 尹昌子(ユンチャンジャ)さんのキムチ料理教室
 3月のニーハオパーティは、尹昌子さんから「韓国の家庭料理」の作り方を教わり、できあがった料理をみんなでいただくという趣向でおこないました。
 「韓国料理を教わりましょう」という呼びかけにいつもより多くの人が参加してくださいました。「国際みんなの家」のすぐ近所にオープンしたばかりの「オーシャンハウス」をお借りし、広いキッチンで尹さんの実演指導を受けながら、わいわいがやがや、「ナムル」と「海鮮チヂミ」「トック」「ビビンバ」の4種の料理を20数人分作りました。 尹さんの熱のこもった、そして細かい実演と説明を一言も聞き漏らすまいと、皆さん熱心にレシピをにらみ、手元を見つめ、メモをとりながらの調理実習でした。普段の実力発揮で手際よく材料を切りそろえる「主婦」グループ。なれない手つきで海鮮類の処理をする若者グループ。女性陣に混ざって「これなら得意です」とレンコンのすり下ろしを買って出る男性陣。早くも話しに花盛りの人たちなど、楽しい雰囲気が満ちていました。
 みなさん、とりわけ講師の尹さんの大奮闘で料理ができあがると、さっそく乾杯して会が始まりました。それぞれの料理の説明をしていただき、「韓国料理はゴマをこんなに使うの!」「もやしのゆで汁は翌日の酔い覚ましとは驚きました」「隠し味と混ぜる食文化ですね」「これまでの自分流のチヂミがうんとグレード・アップできてうれしい」など感激したり驚いたり。
 韓国・朝鮮料理には、なじみのある私たちですが、実際に作るという機会はなかなかありません。料理名人にツボを押さえたコツを伝授していただき、味わいもひとしおでした。なんだか得をした気分になりました。
 尹さん、本当にありがとうございました。持ち寄りのお酒やごちそうも並び、たくさんの新しい出会いもあり、会場のオーシャンハウスも心地よく、大満足のニーハオパーティでした。今後もいろんな国の料理に出会いたいと考えています。皆さんのご参加をお待ちしています。
(茅原)

海鮮チヂミの作り方(4人分)
<具> むき海老50g、平貝50g、イカ1杯、干し海老 大さじ2、
     レンコン200g、タマネギ1個、ニラ1/2把、
<生地>小麦粉200g、卵1コ、水300cc、塩 小さじ1、
     砂糖 小さじ1、昆布だし 小さじ1、鰹だし 大さじ1、
     すりゴマ 大さじ1
<作り方>@海老は背わたを取りよく水気を切っておく
  A平貝は1/2位にスライス
  Bイカはわたをきれいに取り、食べやすい大きさに切り水気を切っておく
   Cレンコンの半分をすりおろし残りの半分は歯ごたえの残る大きさにみじん切りにする
  Dタマネギはうす切り。ニラは4〜5pに切る
  E生地は卵を溶き、他のものを入れる
  F具材を生地にすべて入れ、なじませる
  Gフライパンにゴマ油大さじ1程度入れ、弱火で焼く
●マイ・プレジャー!(私の喜びです)の気持ちで
 ――移送サービス部から


 春です、お出かけしてみませんか。桜の花はすっかり終わってしまいましたが、春は誰でもウキウキするもの、冬の衣を脱いだついでに思い切って外出してみてはどうでしょう。
 移送サービス部では通院通所などの送迎だけでなく、観劇や外食、友人の訪問など、お楽しみの外出のお手伝いもしています。4月からは新しい車椅子対応車も1台増えて、会員の皆さんのご要望にお応えやすくなっています。どうぞお気軽にお声かけください。
 マイプレジャーの気持ちで
 今、アメリカではサンキューと言われたらユー・アー・ウェルカムのかわりに、マイ・プレジャー(My Pleasure)と応えるのが普通なんだそうです。つまり、「どういたしまして」のかわりに「私の喜びです」と応えるんだそうです。いいですね。私たちの移送サービスの活動もマイプレジャーの気持ちでいきたいと思います。
(三村)

スタッフ募集中
 移送サービスは多くの方から利用され大変喜ばれています。しかし、車を運転するボランティア・スタッフさんと車の台数がさらに必要となっています。臨時でも結構です。皆様のお力をぜひお貸しください。
 問い合わせ先:090(5507)6262 三村まで
「杉並NPO支援センター」が新しく発足しました

 阿佐ヶ谷地域区民センター4階にあった「NPO・ボランティア活動支援センター」が本年4月から組織改編されました。
 「もくれんの家」は、これについて、NPOやボランティア団体がこれまで以上に使いやすいものになるようと、区に要望を出してきました(「もくれんの家」会報3号参照)。
 阿佐ヶ谷地域区民センター4階は、新たに「杉並NPO支援センター」となり、運営主体が社会福祉協議会から、区の委託を受けたNPOに変わりました。これにともない、社会福祉協議会の「ボランティア活動推進センター」は荻窪のアンサンブル荻窪に移りました。4月10日(月)に「杉並NPO支援センター」の発足式がおこなわれ、もくれんの家からは茅原が参加しました。
 団体登録もすませましたので、今後は大いに活用したいと考えています。 (茅原)
●お知らせ
  1. 運転ボランティアをしてくださる方を募集しています。
    高齢者、「障がい者」の方を車で病院などに送迎するボランティアです。
    • 年齢は問いません。運転免許をお持ちで安全運転をしてくださる方。
    • 週1日、2〜3時間ぐらいの時間のとれる方から。
    • 車は当会に1台ありますが、車をお持ちの方大歓迎です。
    • 少額ですが、お礼を差し上げます。
  2. 移送サービスの利用を希望される方も募集しています。
    透析などで定期的に通院される方、車イスでお出かけになる方など、専用の車で安全にお送りします。
  3. 会の活動を支える会員になってください。
    「もくれんの家」の活動は会員の会費によって支えられています。ぜひ、ご協力をお願いします。
     【正会員】 ・入会金5,000円 ・年会費3,000円
     【賛助会員】 ・入会金5,000円 ・年会費5,000円
◆第4回総会のお知らせ

●「もくれんの家」は来月の5月21日(日)に第4回総会をおこないます。この1年、さらにはこの3年をふり返り(総括)、今後の方向性(方針)を決めます。ご参加ください。
●5月21日(日)午後1時30分〜
●場所 阿佐ヶ谷区民事務所(阿佐ヶ谷北2ー18−17)

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